3Dプリンターでルアーを作る方法【初心者でも分かる完全ガイド】
「自分だけのルアーで釣ってみたい」
そう思ったことはありませんか?
既製品にはない形やカラー、動き——
それを自由に作れるのが、3Dプリンターのルアー制作です。
とはいえ、
- 何から始めればいいのか分からない
- どの3Dプリンターを選べばいいか分からない
- パソコン操作に自信がない
こんな不安で止まってしまう方も多いはずです。
結論から言うと、3Dプリンターでのルアー制作は初心者でも十分できます!
実際にやることはシンプルで、
「プリンターを選ぶ → データを用意する → 印刷する→組み立てる」
基本的にはこの流れだけです。
最近は、無料の3Dデータや初心者でも迷わず使えるソフトも増えており、
専門知識がなくても形にできる環境が整っています。
この記事では、これから始める方に向けて、
ルアーを1個完成させるまでの流れを、迷わず実践できるレベルで解説します。
- 初心者が選ぶべき3Dプリンターの種類と機種
- 3Dプリンターでルアーを作る全体の流れ
- 3Dプリンターで作れるルアーの種類
3Dプリンターで本当にルアーは作れるの?
作れるルアーの可能性は無限大

3Dプリンターなら、自分の理想に合わせたルアーを自由に作れます。
ミノーやトップウォーターはもちろん、バイブレーションやシンキングルアーなど、設計次第でさまざまなタイプのルアーを製作可能です。
さらに、
- サイズ
- 形状
- 重さ
- 浮力
- アクション
なども自由に調整できます。
そのため、市販品にはない「自分だけのオリジナルルアー」を形にできるのが、3Dプリンタールアー最大の魅力です。
自分で欲しかったルアーを再現できるのが本当に面白い!
3Dプリンタールアーでもしっかり魚は釣れる
3Dプリンターで作ったルアーでも、しっかり魚は釣れます。

自作ルアーで魚が釣れた瞬間の達成感は格別です。

市販ルアーにはない「自分だけのルアー」で魚を釣れるのは、3Dプリンタールアーならではの面白さ。
試行錯誤しながら改良していく楽しさも、大きな魅力のひとつです。
自分で設計したルアーで釣れた瞬間は、本当にテンション上がるよ!
パソコン、3Dプリンター初心者でもルアーは作れます

結論から言うと、3Dプリンターを使えば初心者でもルアーは作れます。
やることはシンプルで、
- ルアーのデータを用意する
- 印刷設定する
- 3Dプリンターで印刷する
- 組み立てる
たったこれだけです。
一番の難所であるルアーデータもフリーデータやAIツールを使えばすぐに用意できるよ
最近は、無料で使える3DデータやAIモデリングツールがかなり充実しています。
そのため、専門知識がなくてもルアー作りを始められる時代になりました。
最初は難しそうに感じますが、1個作れば流れはすぐに理解できます。
初めての1個が完成するまで、しっかりサポートします!
3Dプリンターでルアーを作るメリットとデメリット
【メリット】自分だけのルアーを作れる

3Dプリンターを使えば、サイズ・形・重さ・カラーまで自由に設計できます。
何といっても、これが3Dプリンタールアー最大の魅力!
「あと少し小さくしたい」
「この動きを出したい」
そんな細かい調整も、そのまま形にできるのが大きな強みです。
既製品では手に入らない、自分の釣りに合わせた“オリジナルルアー”を作れる楽しさがあります。
そして、自分で0から作ったルアーで魚が釣れた瞬間の喜びは、他ではなかなか味わえません。
【メリット】コストが安く、手軽に何度でも作れる

3Dプリンターで作るルアーは、材料費だけなら1個あたり数十円〜数百円ほどと非常に安く済みます。
一度データを作ってしまえば、ロストしてもすぐに作り直せるため、気軽に使えるのが大きなメリットです。
「無くしたらどうしよう」と気にせず使えるので、攻めたポイントや新しい釣りにも挑戦しやすくなります。
【メリット】何度でも改良できる

3Dプリンターで作るルアーは、材料費だけなら1個あたり数十円〜数百円ほどと非常に低コストです。
一度データを作ってしまえば、ロストしてもすぐに再印刷できます。
お気に入りルアーを量産できるのも最高!
「無くしたらどうしよう…」と気にせず使えるため、攻めた場所にも投入しやすくなります。
さらに、新しい形状やカラーのテストもしやすく、試行錯誤を気軽に楽しめるのも3Dプリンタールアーの魅力です。
【デメリット】ある程度の機材投資は必要
3Dプリンターでルアーを作るには、
- 3Dプリンター本体
- フィラメント(材料)
- 工具類
などを揃える必要があります。
特に最初は、
「どの3Dプリンターを選べばいい?」
「本当に自分でも作れる?」
と悩みやすいポイントでもあります。
最初はみんなそこが不安だよね!
ただし最近は、初心者向けの低価格モデルもかなり増えてきました。
以前よりも導入ハードルは下がっており、趣味として始めやすい環境が整っています。
【デメリット】市販ルアーより耐久性はやや劣る

3Dプリンターで作ったルアーは、構造上どうしても市販ルアーより強度はやや劣ります。
特に、岩や護岸へ強くぶつけたり、大型魚とのファイトで大きな負荷がかかった場合は、割れや破損につながることがあります。
また、根がかりを無理に外そうとした際に破損するケースもあります。
ただし、肉厚を増やしたり、素材選びやコーティングを工夫することで、実釣でも十分使える強度に近づけることは可能です。
壊れた原因を改善しながら育てていけるのも、3Dルアーの面白いところ!
ルアー作りに使う3Dプリンターの種類解説

現在、家庭用の3Dプリンターには主に2種類あります。
ルアー作りでは、それぞれで作れるものや向いている用途が大きく違うため、まずはざっくり違いを理解しておきましょう。
FDM(熱溶解積層方式)の特徴


- フィラメント(樹脂)を溶かして積み重ねる
- 本体価格・材料費が比較的安い
- 扱いやすく初心者向け
- 積層痕が残りやすい
家庭用3Dプリンターの中でも、最も一般的なのがFDM方式です。
フィラメントと呼ばれる樹脂を熱で溶かし、1層ずつ積み重ねることで立体を造形していきます。
比較的安価で扱いやすいため、初めて3Dプリンターを導入する方にも人気があります。

画像:FDMで実際にルアーをプリントしている様子
FDM方式で使用されるPLAやABSなどの素材は、基本的に水に浮く性質があります。
そのため、内部にウエイトを入れて重心を調整することで、
- トップウォーター
- フローティングミノー
- シンキングルアー
など、幅広いタイプのルアー制作に対応できます。

画像:光造形で実際に作ったルアー
FDMはルアー作りとの相性が良く、操作も簡単で初心者でも始めやすいよ!
SLA(光造形方式)の特徴


- 液体レジン(UV樹脂)を光で硬化させる
- 材料費はやや高め
- 表面がなめらかで精細
- 細かい造形が得意
続いて紹介するのが、光造形方式の3Dプリンターです。
液体状のUVレジンに光を当て、1層ずつ硬化させながら立体を造形していきます。
FDM方式よりも造形精度が高く、表面が非常になめらかなのが大きな特徴です。

画像:光造形で実際にルアーをプリントしている様子
光造形で使用するレジンは比重が高いため、基本的にはシンキングルアーとの相性が良いです。
また、透明レジンを使えばクリアカラーのルアーも制作できます。
さらに、
- ワーム用の型
- 小型ルアー
- ハンドルノブ
- リップなど細かいパーツ類
など、精度が求められる造形にも向いています。

画像:光造形で実際に作ったルアーやハンドルノブ
細かい造形やクリア系ルアーを作りたいなら光造形が強い!
初心者におすすめはどっち?
結論から言うと、初心者にはFDM方式がおすすめです。
理由はシンプルで、
・本体・材料が安い
・初心者でも扱いやすい
・失敗してもやり直しやすい
といったメリットがあるためです。
「まずは1個作ってみたい!」ならFDMがかなり始めやすい!
一方で、SLAは精度や見た目は優れていますが、
レジンの扱いや後処理が必要で少しハードルが高めです。
まずはFDMで慣れてから、必要に応じて光造形を検討するのが失敗しにくい選び方です。
3Dプリンターでルアーを作るために必要な機材
ここでは、3Dプリンターでルアーを作る際に必要な機材を紹介します。
最初からすべて揃える必要はありません。
まずは最低限の道具だけでも、自作ルアー制作を始めることができます。
3Dプリンター本体

ルアーを造形するために必要になるメイン機材です。
初心者の場合は、扱いやすくコスパの良いFDM方式がおすすめ。
最近は自動レベリング搭載モデルも増えており、以前よりかなり簡単に扱えるようになっています。
ルアー製作の3Dプリンター選びはこちらをご覧ください▼
フィラメント・レジン(材料)

3Dプリンターで使用する材料です。
FDM方式ならPLAやPETG、光造形ならUVレジンを使用します。
最初は扱いやすいPLAフィラメントから始めるのがおすすめです。
パソコンまたはスマホ

3Dデータの作成や管理、スライサーソフトの操作、3Dプリンターの管理などに使用します。
高性能なパソコンでなくても問題なく、一般的なノートPCでも十分始められます。
また、フリー配布されているルアーデータを印刷するだけなら、機種によってはスマホだけでも操作可能です。
最近の3Dプリンターは専用アプリに対応しているモデルも多く、スマホからデータ送信してそのまま印刷できます。
ルアー用パーツ

3Dプリントしただけではルアーとして完成しないため、各種パーツも必要になります。
主に使用するのは、
- フック
- エイトカン
- ウエイト
- 接着剤
などです。
作りたいルアーに合わせてサイズや重さを調整しましょう。
ルアー製作おすすめのパーツ類はこちらをご覧ください▼
仕上げ・塗装に必要な道具
3Dプリント後は、そのままでも使えますが、仕上げを行うことで完成度が大きく上がります。
特に、
- ヤスリ
- 缶スプレー
- エアブラシ
- コーティング剤
などがあると、より本格的なルアー制作が可能です。
積層痕を消したり、耐久性を上げたりすることで、見た目や実釣性能も向上します。
あると便利なアイテム
慣れてきたら、作業効率を上げる便利アイテムもおすすめです。
例えば、
- デジタルスケール
- ヒートガン
- リューター
などがあると、細かい調整や加工がかなり楽になります。
3Dプリンターでルアーを作る全体の流れ
ここではFDM方式を例に、ルアーを作るまでの流れを解説します。
なお、SLA(光造形)でも基本的な工程は同じなので、
まずは全体の流れを把握しておけば問題ありません。
形を決める

まずは、どんなルアーを作るかざっくり決めます。
・何を狙うのか(魚種)
・サイズはどのくらいか
・トップウォーターか、シンキングか
ノートなどに簡単でいいので、イメージを描いてみましょう。
3Dモデルを作る
作りたいルアーのイメージが決まったら、3DCADやAIツールを使って3Dデータを作成します。
現在は、大きく分けて
- 自分で設計する「3DCAD」
- AIで生成する「AIモデリング」
の2つの作り方があります。
3DCADで作る場合

3DCADでは、自分で形状を設計しながらルアーを作っていきます。
サイズや内部構造なども自由に調整できるため、理想の形を細かく作り込みたい方に向いています。
AIツールで作る場合

AIモデリングツールでは、画像や文章から3Dモデルを生成できます。
「こんな感じのルアーを作りたい」とイメージを伝えるだけで形になるため、初心者でもかなり手軽に始められるのが特徴です。
スライサーソフトで印刷設定

3Dモデルが完成したら、スライサーソフトで印刷設定を行います。
スライサーソフトは、
3Dデータをもとに「印刷設定」と「プリンターへの指示」を作るソフトです。
イメージとしては、
3Dデータを実際に形にするための“橋渡し役”のようなものです。
3Dプリンターで出力

プリンター本体にデータを送り、実際にルアーをプリントします。
ここまで来れば、あとは完成まであと一歩です。
ルアーを組み立てる
プリントしたパーツにエイトカンやウエイトを入れ組み立てていきます。

接着材を使用し、クリップなどで固定をして圧着します。

防水コーティングをする
ルアーの組み立てが終わったら、次に行うのがコーティングです。
この工程は見た目を整えるだけでなく、防水性・耐久性を大きく左右する重要な作業です。
・水の侵入を防ぐ(防水性)
・塗装の剥がれを防ぐ
・フック周りの耐久性を上げる
特に3Dプリンタールアーは内部構造があるため、しっかりコーティングすることで寿命が大きく変わります。
塗装やアレンジを加える
コーティングが終わったら、最後に塗装とアレンジを行います。
この工程はルアーの見た目を決めるだけでなく、**魚にアピールする“最終仕上げ”になります。
・ホログラムシール(光の反射でアピール)
・アイ(目玉)の取り付け
・グラデーション塗装
いざ実釣へ!

ルアーが完成したら、いよいよ実際のフィールドで使ってみましょう。
自分で設計・製作したルアーで魚を狙う時間は、市販ルアーでは味わえない特別な楽しさがあります。
最初は思ったように泳がなかったり、バランス調整に苦戦することもあります。
しかし、
「もっとこうしたい」
「次はここを改良したい」
と試行錯誤を繰り返していくのも、3Dプリンタールアー制作の大きな魅力です。
【Q&A】3Dプリンタールアーでよくある質問
Q:3Dプリンタールアーの強度はありますか?
3Dプリンタールアーは、市販ルアーと比べると強度はやや劣ります。
ただし、肉厚や素材、コーティングを工夫することで、実釣でも十分使える強度に近づけることが可能です。
特にFDM方式では、印刷設定によって強度をかなり調整できます。
Q:ルアー内部に水が入って浸水してしまいます
3Dプリンタールアーではかなり起きやすい問題の一つです。
原因はシンプルで、
積層のわずかなスキマや、接着面から水が入ってきます。
僕も最初は浸水でかなり苦戦しました…
対策としては、
- 接着強度を上げる
- コーティングをしっかり行う
- 積層設定を調整する
などが効果的です。
Q:ルアー表面の積層痕を消す方法はありますか?
積層痕は、以下の方法で目立たなくできます。
- サンドペーパーで削る
- アセトンで表面を溶かす
- パテやサーフェイサーを使う
- ハンダごてで表面を均す
特に塗装前にしっかり下処理を行うと、完成度がかなり変わります。
Q:ルアー印刷の時間はどのぐらいかかりますか?
使うプリンターや印刷設定、ルアーサイズによって大きく変わります。
目安としては、80mm前後の細身ミノーで30分〜1時間程度が多いです。
ただし、
- 積層を細かくする
- サイズを大きくする
- 高精細設定にする
と、その分印刷時間も長くなります。
まとめ:3Dプリンターでもっと自分らしい釣りを!
3Dプリンターを使うと、
釣りの世界は一気に広がります。
市販ルアーを選ぶだけだった釣りから、
「自分で作る釣り」に変わります。
・この動きを出したい
・このサイズが欲しい
・この魚に合わせたい
そう思ったものを、
そのまま形にできるのが3Dプリンターです。
そして気づいたときには、
“自分だけのルアーで釣る”
そんなぜひあなたも、
3Dプリンターで“自分らしい釣り”を始めてみてください。


